グーグルアドセンスが2023年11月8日、「2024年初頭から収益化の仕組みをアップデートする」といったアナウンスを行いました。
このグーグルアドセンスの収益化の仕組みの主な変更点は主に「クリック課金からインプレッション課金へ」、「収益の分配の変更」の2点です。
これらについて詳しく解説をしていますので参考にされてください。
この記事の信頼性
- ネットビジネスは2017年から
- 2023年4月30日現在のとあるASPでの2023年の累計実績8,715,700円
- 専業IT業・「販売を追求し尽くす専業ブロガー」
アドセンスの収益化の仕組みアップデートの概要
アドセンスの収益化の仕組みはどう変わる?
2023年11月から変更されるアドセンスの収益化の仕組みは、以下のように課金対象・収益配分といったポイントで変更されるようです。
変更点①
2024年初頭~
クリック課金からインプレッション課金に移行
変更点②アドセンス収益化の配分
2024年初頭~
- 広告主:68%
- グーグルアドセンス:17%
- グーグル広告:15%
※収益分配構造の変更・revenue-share structure
まずはじめに従来までのクリック課金の仕組みについて簡単にお伝えしてから、インプレッション課金への移行について少し詳しく解説します。
アドセンスの管理画面のデータを見ながら解説しますので、ご自身のアドセンスにログインしながらご覧になるといいかもしれません。
従来までのクリック課金
従来までのクリック課金については、「クリック数に数字が立たない限り、収益額も立たない」というのが絶対でした。
「以下クリック数が1以上にならない限り、収益額もプラスにならない」のです。
インプレッション収益への移行
2023年11月からのアドセンス報酬は「インプレッションへの課金」が名言されています。
アドセンス管理画面で表示されているインプレッション収益が実際どのように収益へのレートとして使われるかどうかはっきりはわかりませんが、クリックされなくてもインプレッション(ウエブサイト上のアドセンス広告が表示された回数)が上がっていれば収益が発生するという点で注目が集まっているようです。
インプレッション課金になって収益は爆上がりしない?
アドセンスからのアナウンスでは、「広告の量やタイプに影響しない」「アップデートによってこれまでの収益が変わるとは思っていない。テストをしているから。」といったように明言されています。
これについては新しい収益化の仕組みに移行していないので今現在は「正直よくわからない」としか言えないのですが、私の個人的な考えは広告が表示される回数に依存した報酬体系であれば、少なからずクリック課金とは違った金額になるのではないかと思っています。
アドセンスが収益化の仕組みを更新するに至った背景
さて毎年数十億ドルの報酬が支払われているアドセンスのクリック課金の仕組みが、2024年初頭からインプレッション課金に移行するに至った背景についてお伝えしていこうと思います。
2022年、ウエブ広告の総額がテレビ広告を超えたと言われる年でした。ある意味時代を象徴する記録だったですね。
ウエブ広告も日々進化する中で、アドセンス広告だけでなくウエブ広告はさまざまな選択肢が増えていて、アドセンス以外に複数の広告を組み合わせて収益化がなされているのも事実。
この現状こそがアドセンスがインプレッション課金に踏み切った背景だと言われています。
メモ
インターネット広告で一人勝ちしているかのように思えるグーグルですが、インターネット広告全体を見渡してみると本当に「さまざまな選択肢が増えているというのは事実のようで、グーグルは当然他社の動きも見て自社の広告の仕組みについてアップデートを行うに至ったのだと思わされます。
以下GAFAMの2023年の決算についての動画です。
アマゾンの中で表示される広告については、費用対効果が数字で明確化されるようになっている概要がわかります。グーグルアドセンスではこうも行かないので、業種によってはアマゾンに出稿したほうがいいというのはアマゾン出稿素人の私でもわかりました。
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